校長挨拶

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本校は平成13年4月開校の、私学では関西初の美術専門学科の高等学校です。
生徒たちは高等学校一般教科の履修に加え、1年生次には美術教科の基礎課程を共通履修し、2年生次からは絵画表現コース・デザイン表現コース・総合造形表現コースを選択しての専門学習に励むこととなります。学校見学に来られた方々からは等しく、「生徒さんがとても生き生きしていて、楽しそうですね」と言った声が聞かれますが、これも偏に美術を心より愛する生徒たちが、自ら選んだ高等学校であったからだと思います。
また、生徒たちを学ばせ育てる本校の学習環境には、「明るく、伸びやか」そして、「爽やかな美の教育の息吹」が感じられます。「学ぶ」ことの大切さに加え、「人間が人間らしく生きる」ことを生徒に語りかける、そんな熱心な教師の姿も随所に見られるのです。さらには、「ぬくもりと感動と信頼」という本校校是のもとで、生徒会が中心となり、「マナー向上運動」や「あいさつ運動」・「美化活動」などが自主的に取り組まれます。市民の皆様からも評価を頂いており、生徒たちの校内外の確かな活動として根付いています。
21世紀は教育再生の世紀とも言われておりますが、この21世紀の大空に大きな夢を馳せて、自己表現から自己実現の世界へと駆り立てる、「美術と教理の美」が交錯する本校教育には、将来への夢を育てる確かなものがあります。私の尊敬する本校名誉校長の(数学者・理学博士)秋山仁先生の言葉に、「努力のあとに才能はついてくる」がありますが、これはまさしく「真理である」と心から共感します。本校は豊かな創造性と感性を育む美術専門教育に加えて、人間教育にも力を注いでおります。「思いやり」「優しさ」「感謝の心」
「あいさつや言葉遣い」、このような事は社会生活の基本であり、たゆまぬ努力のあとに道は拓けるものと確信するしだいです。本校教育の使命と責任は、生徒の豊かな人間性を育てることに加えて、美術教育を通して洞察力・集中力・観察力・描写力等を養い、豊かな感性を育みながら、「表現の世界」に羽ばたく宝物のような個性を伸ばし、育てることにあります。そして、「美と心」をテーマにした熱心な生徒たちが、さまざまな美術教育活動を通して、現代の日本では今や希薄になりつつある教師集団との一体感を共有しながら、日々の学習や制作活動に取り組み励む姿が本校には常にあるのです。
高校進学を迎える中学生の皆さん、保護者の皆さん、美術を志すことは大変素晴らしいことです。そして、「美術が好きだ」と言われる豊かな感性をお持ちのお子様には、ぜひとも本校の美術教育をお薦めします。何事もそうですが、美を学ぶ出発点も、やはりは「好きだ」という素朴な気持ちから始まるのです。
終わりにあたり、中学校3年生の皆さんへは、この学校案内を本校見学へとつないで頂きたいとの強い思いがあります。そして、これまでの努力が実り、若者の夢や期待を大きく伸ばす進路の門が開かれますことを心より祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

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